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Neneh Cherry - Blank Project [Artist A-C]

張り詰めた空気がビシビシ伝わってくる。
骨太のベースを基調に、最小限のパーカッションで構成された音は、何をも寄せ付けない存在感を醸しているが、Nenehの歌はそれをものともせずに場を支配してしまっている。調和している感じではないのに、対立している感じもしない。両者は不思議な両立感を持って音場を形成している。

この「声」という主体と、「音」という背景のコントラストが生み出す緊張感は、武術の雰囲気に似ている。まるで空手の型の演技を見ている・体感しているかのようだ。

カンフー映画のように実際に戦っている派手さがあるわけではない。
敵がいようといまいと、隙を与えずに個を守り、その場の空気をも変えてしまう見えない・見せない力。

革新性がその異質という表層のみでひとつの興味対象として消費されていく中、本当に意識や考え方を動かしていくのはこういう音楽なのだろうと思う。
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