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King Creosote - From Scotland With Love [Artist J-L]

とてもローカルなフォークの香りに満ちているにもかかわらず、なぜかとてもユニバーサルに響く。こうして日本人にも、異国情緒としてではなく、まっすぐに心に刺さってくるのは、普遍的なロックの文脈上にあるからだろう。

スコットランドのことを歌っていても、バグパイプもタータンチェックもウィスキーも出てこない。コモンウェルスゲームの開催に合わせた企画とのことだが、例の独立選挙ともおそらく一線を画していて、たぶんそういう表層的なレベルではなく、自分が建つ土地に沁みこんでいる歴史と、その影響を否が応でも吸い込んでいる自分自身とは何かを考え直すことなのだろう。

メインストリームとも一線を画し続ける彼の姿勢も、居心地のいい居場所に引きこもるためというより、世界と対峙するためこその立てこもりに思える。だからその音は、負け惜しみにも、田舎趣味にもならずに力強く鳴る。

スタイル的には今の時代のどこにも新鮮味を持ってフィットすることはないかもしれない。
けれどもそんなことはくそくらえと思えるほど全面的に肯定させてしまう。

独立はならなかったけれども、あの地の人たちはみな、こういう強い誇りをもっているのだろう。
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