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Big Thief - Masterpiece [Artist A-C]

稀有なバンドには不思議と生命体の命が宿る。
個々のメンバーはそれぞれのパートを担い、人為的な営みとして1つのバンドサウンドが構築されていくのだけれども、あるときその音の中にアイデンティティが産み落とされる。

その命は徐々に成長し、構成メンバーでもコントロールできないものへと進化する。
良くも悪くも、メンバーだけでなく、ファンをもその配下に従属させていく。

Big Thiefは、
硬軟自由なフロントシンガー、
切れ味と情感を兼ね備えたギタリスト、
息を呑むほど高い完成度の楽曲、
とバンドとしての知性が際立っており、あっという間にバンドの生命体が宿っている。

もうすぐセカンドアルバムが出るというタイミングで、その瞬間を今か今かとドキドキしながら待つ。
それはきっとメンバーも同じなのではないかと思う。
このバンドはどんな成長を遂げるのだろう、このバンドのために自分たちの果たす役割は何なのだろう。その一部であることに誇りを持ちつつ、自分たちの意図以上に可能性を膨らませるこの生命体と、ワクワクしながら付き合っているに違いない。

どの曲も名曲過ぎ。
デビューアルバムからMasterpieceとはなかなかつけられないものの、そうとしか形容できない。
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Minor Victories - Minor Victories [Artist M-O]

浄化作用のある轟音。

いつからか
癒しをそのまま癒しとして感じ取れず、
吐露を吐露として捨て吐き出せず、
苦悩を苦悩として直視できず、
感情のおもむくままの涙が流せず、
共感するには引き受ける現実が重過ぎる中、
硬直した意識の上をただ時間が過ぎていく。

重苦しさに慣れきった日常を静かに揺らしながら、
くすぶり続ける変革への未練をひとつずつ消していく。
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